ガジェット

こんにちは。なかあつです。
今回はXiaomiから発売されたチューナーレステレビ「Xiaomi TV A Pro 43 2025」を購入したので外観や機能についてレビューしていきます。

はじめに

最近ちょうど40インチほどのテレビをリビング用に購入したく、家電量販店に見に行ってどれがよいかなとチェックしていました。
良さそうなのがだいたい15万円付近かなと見繕って一度熟考したのですが、テレビに10万以上出す気が現状そこまでなかったので買うか否かで結構悩み始めてしまいました。

そんな最中Xiaomiから新製品が大量に発表され、その中に今回購入したテレビがあり39800円という低価格に目を惹かれました。

テレビ購入をためらっていた理由が値段だったこともあり、ものが良さそうならお迎えしちゃおうと思い色々検討し今回購入に至りました。

※注意

このテレビはチューナーレステレビです。このテレビ単体では地上波、BS、CSといったテレビ放送を受信・視聴することはできません
普段YouTubeやAmazon Prime Videoなどのネット動画を視聴している人向けの製品となっています。

中身がGoogle TVなので、様々な配信サービスをこのテレビ単体で視聴することができます。

  • YouTube
  • Amazon Prime Video
  • dアニメ
  • AmebaTV
  • TVer
  • NETFLIX
  • などなど

スペック

公式サイトのスペック表の中から、購入前に自分が気にしていた箇所を抜粋しました。(43インチでのスペックなので他サイズだと違う箇所あるかもです)

ディスプレイ

ディスプレイタイプ

4K UHD

解像度

4K, 3840 × 2160

色域

DCI-P3 94%(標準値)

色深度

約10億7000万

リフレッシュレート

60Hz

MEMC

最大UHD 60Hz

視野角

178°(H)/178°(V)

HDR10、HLG対応

スピーカー

スピーカー(音声出力)

2 × 8W

Dolby Audio™、DTS:X、DTS® Virtual:Xサウンド対応

オペレーティングシステム

Google TV™

CPU

クアッドA55

GPU

Mali G52 MC1

RAM

2GB

ROM

8GB

接続性

Bluetooth 5.0

Wi-Fi 2.4GHz/5GHz

HDMI ×3(eARC付き1ポート)

USB 2.0 ×1

コンポジット入力(AV)

対応

イーサネット(LAN)

対応

光デジタルオーディオ出力

対応

3.5mmヘッドホンジャック

非対応

スペック表を見た感じだと、

  • ディスプレイは値段相応な感じ
    • 60Hzまでしか出ないので、ヘビーなゲームシーン等には向かない
    • リビングでYouTube流している分には困らなそう
  • スピーカーは2chでここも値段相応感が出ている
    • 光デジタル出力端子があるので、オーディオ周りを気にするなら別途環境を接続することはできるので本体スピーカーについてはそんなに気にせず
  • RAM, ROM見るにそんなにスペックは高くない
    • 動画流す以外はスペックが必要な場面は少なさそう?
    • ROM動画保存もしない
    • 一応USB出力があるので外部ストレージ接続はできる
  • HDMI3つ
    • Switch, PS4, 汎用1本で間に合ってそう

という具合で特別困りそうな点がありませんでした。あとは実機を触らないと判断つかないなという状態に。

実機チェック

というわけでさっそく実機を見ていきます。本体重量が6kgほどでだいぶ軽かったです。

Xiaomi TV A Pro 43 2025

43インチ用のテレビ台がなく、一旦床置きで…
比較用にじゃがりこを置いてみました。参考になるかわかりませんが、テレビのサイズ感はできれば家電量販店等で実際に見てから決めることをおすすめします。大きすぎるテレビを買ってしまうと適切な距離を取るのが難しかったりするので。

特に出っ張ったパーツがなく、スリムベゼルでスッキリしたデザイン。下部ベゼルはメタルっぽいです。

接続端子。シールにどれがどのような端子か記号だけでなく文章で書いてあるのがありがたい

背部の接続端子はこのように電源、入出力で分かれている配置になっています。
電源ケーブルは細めで取り回しやすいのが良いです。接続端子もすべて背面右に固まっており、個人的にはコードをあっちこっちから生やすよりもこちらのほうが管理しやすいのでありがたかったです。

付属品

付属品もシンプルな構成です。

  1. Bluetoothリモコン
  2. テレビスタンド
  3. ねじ(スタンド固定、壁掛けユニットスペーサー用)
  4. 電源ケーブル

(なぜか電源ケーブルが2本入っていました。ミス梱包?)

リモコン外観。シンプル~

リモコンはスマートテレビらしくシンプルなボタン配置。ごちゃごちゃしていなくて安心します。
リモコンに別途単4電池が必要なのでお忘れないよう

テレビスタンドは付属のネジ2本で固定します。太めのネジで結構しっかり固定されるので安心感あります。ドライバーは付属していないので

ちょっとネジ止めが硬めだったので電動ドライバーもよさそう

セットアップ

リモコンに電池をセットし、テレビに電源を接続してテレビ側の電源スイッチをONにしてセットアップを始めます。

Xiaomiのロゴ。初めてのXiaomi製品なのでロゴを初めてちゃんと見ました
Google TV。このあとセットアップが始まります

セットアップとしては従来のGoogle TVと同じく、画面の表示通りに進めていけば使えるようになります。スマートフォンにGoogle HomeアプリをインストールしておくとWifi入力などがスマホからできるので用意しておくと良いです。

画面表示

実際画面表示がどんなものなのか見ていきます。スクリーンセーバーで様々な画像を表示させてみましたが、「この色が特に弱い」ということもなく思っていたよりきちんと表示してくれます。

スクリーンセーバー画面。

プライムビデオでアニメを再生してみました。こちらも破綻や粗い描画になることなく視聴することができました。

Switchでゲームもしてみました。60Hz出ればSwitchなら十分なのであまり心配していませんでしたが、実際何も不満なく大画面でゲームできてとてもよかったです。

KAZUYA WIN

視野角チェック

画面を以下の角度で見たらどんな感じに映るのかチェックしました。視野角が悪いテレビだとちょっと横から見ただけでも結構見るのがきつくなってしまうので気になるポイント。

  1. 正面
  2. 約45度
  3. 約135度

正面
45度
135度

結果、135度ほどまで横から見ると結構画面が白く見づらい状態になりました。45度などちょっと横から見る分には見づらい印象は受けませんでした。(写真だと周りの明るさ補正で少し白くなっていますが実際にはほぼ感じないです)

ビデオ設定

購入直後のビデオ設定をメモとして残しておきます。実際にこれから画面を見ながら微調整していきますが、設定項目が結構多くて好みの状態にいじりやすい印象でした。

モーションスムージングはフレームを保管してくれるので滑らかに動画が表示されます。が強すぎると違和感がすごいので中か弱が良さそう…?

暗いシーンの強化は有機EL画面のように黒を強く出すことができます。個人的に黒で像が埋もれてしまうのがそんなに好きではないので、中あたりに設定しています。

スピーカー、サウンド

スピーカーの性能については、低音が弱いので凝りたいなら別途スピーカーをつけたほうが良い。YouTubeで雑に流している分には困らないという感想でした。

サウンド設定でDTSバーチャル: Xという項目がありそちらで低音強化などが行えますが、本体スピーカーが2chなのもありそこまで大きくは変わらない印象でした。

光デジタル出力とeARC HDMI端子があるので、オーディオ周りはそちらから出力してあげるのが良さそうです。

まとめ

買った直後の感想としては、これが40000円を切った価格で買えてしまうのはめちゃくちゃお得だなと思いました。

チューナーレステレビなので自分が見ていた他のテレビとの価格差は当然ありますが、テレビ放送をあまり見ない家庭にはちょうど良い選択だなと改めて思いました。オススメです。